ギンザ・グラフィック・ギャラリーで開催されている、「田中一光ポスター 1953-1979」を見に行った。


結論から。

ポスターは伝達するアートなのね。


まず、1950年代の作品。

この時代がどんな時代だったか・・・私が生まれる前だから何も知らないけれど、当時は相当に斬新でモダンなポスターだったんじゃないか、と思う。


で、やっぱ興味があったのが1960年代後半から1970年代のポスター。

つまり、東京オリンピック以降の作品。

そう・・・丁度私が生まれたあたりの時代でもあるんだよね。

その頃の作品は、皆とても

熱い!

親や周囲から話は聞いていたけれど、本当に、東京オリンピックを境に日本はめまぐるしく変わっていったんだな・・・と。

この頃をリアルタイムで生きてきたオジサマたちに、熱くてバイタリティある人が多いのもなんだか凄くよく分かったし。

ああ、自分はこういう時代にこの世に生を受けたんだな・・・と。なんか、ルーツを知った感じです。


それとワタシ的には、1979年までのポスターってのも非常に興味深くて。

多分、ここに80年代が入ってきたら、もっと大きく印象が変わっていたんじゃないかと。

そんな気がします。



田中一光ポスター展 1953-1979

2/25(木)まで

ギンザ・グラフィック・ギャラリー
東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル1階
11:00〜19:00(土曜 18:00)
日曜・祝日 休廊
入場無料


田中一光 gggBooks 世界のグラフィックデザインシリ-ス゛5

田中一光 gggBooks 世界のグラフィックデザインシリ-ス゛5
クチコミを見る