山種美術館で開催中の「日本画と洋画のはざまで」を見てきました。

第1章 近代化の中の日本画
第2章 ヨーロッパからの感化
第3章 日本画 vs 洋画
第4章 日本画と洋画の交錯
第5章 劉生と御舟

と、5つの章からなるこの展覧会。

個人的には、3章以降の作品が”はざま的”で印象に残ってます。

特に、佐伯祐三氏の「レストラン(オ・レヴェイユ・マタン)」。

まあ、私は氏の大ファンですし。ここらへんは公平さに欠けるのですが(笑)

他には林武氏の「立てる舞妓」の、際立った存在感が素晴らしかったですね。

真っ赤な背景に、地にしっかり足のついた舞妓さんの構図が、しっかりとこの目に焼きついています。

5章では名画中の名画、速見御舟氏の「炎舞」と、岸田劉生氏の「道路と土手と塀(切通之写生)」が展示。

「炎舞」では神秘的な赤に引き込まれ、「道路と・・・」では光と影の対比の美しさに目を奪われ、魂の入った作品の恐ろしさを堪能しました。

駆け足でなく、ゆっくりじっくりと観賞したい展覧会です。


日本画と洋画のはざまで

2010年11月7日(日)まで
開館時間:10時〜17時(入館は16時半まで)
休館日:月曜日
入館料:一般1200円・大高生900円・中学生以下無料

山種美術館
東京都渋谷区広尾3-12-36