書家・佐々木竹翠〜いちごいちえ〜

東京で、かな書(ひらがな)をメインに、デザイン書や漢字の書を制作・発表している書家、佐々木竹翠のWeb Siteです。

藝術-Art-

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日本・デンマーク国交樹立150周年記念 デンマーク・デザイン展@損保ジャパン日本興亜美術館

先日、損保ジャパン日本興亜美術館で開催中の「日本・デンマーク国交樹立150周年記念 デンマークのデザイン展」のブロガー内覧会に行ってきました。

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まず、デンマーク大使館 公使参事官のマーティン・ミケルセン氏のご挨拶。

その後、損保ジャパン日本興亜美術館の主任学芸員の江川均氏のギャラリートークで、この展覧会の見所と作品解説を聞きました。

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デンマークといえば、私はすぐにLEGOが思い浮かぶのですが…

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この展覧会では、LEGOはもちろんの事、デンマークのデザインの魅力がたっぷりと紹介されています。

中でも、特に魅力的なのが、椅子のデザイン。

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色使いも素敵なのですが、形がとにかく洗練されていて美しい。

日本では、どうも椅子というと、ただ「座る」ことのみに重点が置かれているような気がしますが、デンマークの椅子は、「座る」ことを考えられたアートのようです。
また、美しさだけでなく、機能的にも優れていて、やはり、”座布団で正座の文化”の日本と、”椅子に座る文化”のデンマークとの、生活様式の違いが、これらデザインや機能に現れてるんだな…と思いました。

また、食器では、

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こちらは、繊細で空間を大切にしたデザインが多く、このあたりは、日本の感性と通じるものを感じました。

そして、私が最も気になったのがコチラ。

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ヤコブ・イェンスン氏(1926-2015)デザインのレコード・プレーヤー。
カッコいいです。欲しいです。このプレーヤーから溢れる音楽はどんな音で聞こえるんだろう?と、見ているだけでもいろんな空想が頭を巡ります。

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明かりも、眩しいくらいの煌々とした光でなく、やんわりと灯すタイプのものが多いとのことで、とても、神経が休まりそうですね。

もちろん、このような原色の食器や椅子のデザインもありますが、

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どれも、派手派手しさがなく、どことなく穏やかで柔らかさがあるのは、やはり、デザインの美しさなんですね。

展覧会会場の最後には、実際に数種類の椅子に座れるコーナーもあり、私も座ってみましたが、ホント、どの椅子も座り心地がよく、ついつい、長居してしまいそうになりました…

この展覧会で、デンマークの家具や食器、照明器具などを見て、デザインというのは、その国の生活と調和しているのだな…と、なんだか、デンマークが「世界で最も幸福な国」と言われているのが、分かった気がします。

会期終了まであと少しですが、ぜひ、会場で、デンマーク・デザインの魅力に触れてみてください。

※会場内画像は、内覧会のため、主催者から特別に許可を得て撮影しています。


日本・デンマーク国交樹立150周年記念 デンマーク・デザイン展

会期 2017年12月27日まで
開館時間 10:00〜18:00(金曜日は19:00まで。入館は閉館30分前まで)
休館日 月曜日(ただし、12/25は開館)
会場 損保ジャパン日本興亜美術館
   東京都新宿区西新宿1-26-1 損保ジャパン日本興 亜本社ビル 42F
             http://www.sjnk-museum.org/

パリ♥グラフィック ロートレックとアートになった版画・ポスター展@三菱一号館美術館

またもや久しぶりの更新になってしまいまして、申し訳ございませんm(__)m
ご無沙汰している間に、季節はすっかり冬になってしまいました。

さて、先日、三菱一号館美術館で開催中の「パリ♥グラフィック ロートレックとアートになった版画・ポスター展」のブロガー内覧会に参加してきました。

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まず、野口玲一氏(三菱一号館美術館学芸員)と、「青い日記帳」主宰の中村剛士氏のギャラリートークで、この展覧会の見所をたっぷりとお聞きし、

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そう、この画像を見てお気づきになられたと思いますが、この展覧会、会場もかなり工夫されています。

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このギャラリートークが行われた会場は、街をイメージした”ストリートの部屋”。みんなが楽しめる、分かりやすい版画が展示されています。

次にあるのは”エリートの部屋”。こちらは、芸術的半額表現、つまり、コレクター向けの作品展示されていて、

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ロートレックが使った石版なども展示されています。

また、私が一番グッときたのは、こちらの作品。

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浮世絵。
これらは、ゴッホ美術館所蔵の浮世絵で、渓齋英泉・歌川国芳・歌川国貞・歌川広重、そして、月岡芳年と、嬉しくなる展示です。

もちろん、ロートレックの作品も、ワクワクしてしまう作品ばかりで、

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この他、ヴァロットンやドニやボナールなど、三菱一号館美術館、そして、オランダのファン・ゴッホ美術館所蔵の、貴重な19世紀末の版画コレクションから、リトグラフやポスターなどを中心に、油彩や挿し絵本等を加えた約140点の作品が展示されています。

また、この展覧会は、オリジナル・グッズも豊富で、

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どれも欲しくなってしまうグッズばかりなのですが、その中でも特にステキだったこちらのトートバッグを、買ってしまいました…

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どちらが表でも裏でもいいのですが、これはロートレックのこの作品、

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私が大好きな作品「悦楽の女王」のトートバッグです。
このバッグ、丈夫な作りでかなりな大きさで、ちょっとお買い物をしすぎちゃっても大丈夫。
また、バッグと同じ柄のポーチもあって、こちらも買ってしまいました…

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このポーチ、丁度iPad miniが入る大きさで、

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バッグと一緒に活躍しそうです。

もちろん、バッグもポーチも、他のロートレックのポスター作品がデザインされた物がありますので、どうぞお気に入りをゲットしてみてください。

あと、ワインもゲットしたのですが、これは友だちにプレゼントしちゃいましたので、画像はナシです。

そう、クリスマスプレゼントにも、ピッタリなグッズが多いです。
展示と合わせて、超オススメです!

※会場内画像は、内覧会のため、主催者から特別に許可を得て撮影しています。

パリ♥グラフィック ロートレックとアートについてなった版画・ポスター展

会期 2018年1月8日まで
開館時間 10:00〜18:00(祝日を除く金曜日、1/4・1/5は21:00まで)
休館日 月曜日(ただし、1/8と12/25は開館)
年末年始休館 2017年12月29日〜2018年1月1日)
会場 三菱一号館美術館
   東京都千代田区丸の内2-6-2

展覧会公式サイト http://mimt.jp/parigura

典雅と奇想 明末清初の中国名画展@泉屋博古館分館


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お久しぶりの更新になってしまいました。
ご無沙汰している間に、季節もすっかり冬に近づきまして、でも、酷暑の夏より、個人的には動きやすいです。

さて、先日、六本木にある泉屋博古館分館で開催中の「典雅と奇想 明末清初の中国名画展」の、ブロガー内覧会に行ってきました。

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[泉屋博古館分館 分館長 野地耕一郎氏のギャラリートークを聞きながら、参加者は館内作品を観賞しました。]

この展覧会は、16世紀末から18世紀初頭の、日本で所蔵する最高級の中国絵画を展示しており、また、世田谷にある静嘉堂文庫美術館で開催中の「あこがれの明清絵画〜日本が愛した中国絵画の名品たち〜」とのコラボ展でもあるそうで、チラシもこのように、

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右の静嘉堂文庫美術館はネコ、左の泉屋博古館分館のチラシはサカナと、並べて見るとネコがサカナを見つめているようなデザインです。

そう、ネコと言えば、この「典雅と奇想」展には、次のようなゆるキャラ系の作品も展示されています。

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八大山人「安晩帖」

画像では、小さくてよくお分かりにならないでしょうが、実にホッコリとする絵です
私はネコに見えましたが、イヌに見えると言う人もいて…これはぜひ、会場でご覧ください。

会場内には、このようなホッコリ作品の他に、

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これぞ水墨画!と言うべき名画が並び、書も素晴らしい。

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また、紙の素材感を堪能できる作品や、意外や意外、水墨画はモノクロだと思いきや、色使いも楽しめる作品に、

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線描の細かさと美しさが楽しめる作品など、見所がいっぱいです。

会期は、前期・後期と分かれていて、ここでは前期の作品の紹介だけになりますが、絶対、後期の展示も見たくなります。

中国絵画のダイナミックさや奥深さ、そして、ユニークさを、どうぞゆっくりとご堪能ください。

※会場内画像は、内覧会のため、主催者から特別に許可を得て撮影しています。

典雅と奇想〜明末清初の中国名画展

会期 2017年11月3日〜12月10日
   前期 11月3日〜19日
   後期 11月21日〜12月10日
時間 10:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日 月曜日
会場 泉屋博古館分館
   東京都港区六本木1-5-1

浅井忠の京都遺産 展@泉屋博古館分館

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9/9から、六本木一丁目の泉屋博古館分館で開催されている、「浅井忠の京都遺産 京都工芸繊維大学美術工芸コレクション」展の、ブロガー内覧会に参加してきました。

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まず、展覧会概要などについての説明などを聞いた後、泉屋博古館 学芸課長の実方葉子氏と、泉屋博古館分館 学芸員の森下愛子氏によるギャラリートークを聞きながら、展示作品を観賞しました。

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日本洋画壇の先覚者である浅井忠が、パリ万国博覧会の鑑査などで訪れたヨーロッパで影響を受けた、当時全盛期のアールヌーヴォーや、それによって関心を持ったデザイン画なども展示されており、

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ミュシャが好きな私は、このミュシャの3点の作品は、食いつくように見てしまったのだけど。

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デザインの図案から、陶芸や漆芸に至るまで、浅井忠の感性の素晴らしさをじっくりと堪能できました。

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その他、洋画や、京都工芸繊維大学に残されている、浅井忠や鹿子木孟郎などの京都工芸繊維大学の教授たちが”教材”として選んだ欧米の工芸、また、これらの多彩な洋画家を支援した住友家ゆかりの品々も展示されていて、芸術の秋に相応しい展覧会でした。

会期中は、様々なイベントも開催されますので、そちらも要チェック!です。

※会場内画像は、内覧会のため、主催者から特別に許可を得て撮影しています。


浅井忠の京都遺産 京都工芸繊維大学美術工芸コレクション

会期 2017年9月9日〜10月13日
開館時間 10:00〜17:00
休館日 月曜日(9/18・10/9は開館、9/19・10/10は休館)
会場 泉屋博古館分館
東京都港区六本木1-5-1

shiseido art egg 対話型審査会

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長引いていた夏風邪が、やっと治ってくれたようです。はい。

さて、去る8月25日、銀座のワード資生堂ホールで開催された、shiseido art eggの「art egg賞」を決めるための対話型審査会に、ブロガーとして参加してきました。

このshiseido art eggは、新進アーティストを応援するための公募展として、今回で11回を迎えるそうです。
毎年、多数の応募者の中から、3名の作家が選出され、今回は、279名の応募者の中から選ばれた3名の作家さんが、6月から8月からにかけ資生堂ギャラリーさんで個展を開催しました。

選出された作家さんのプレゼンテーションもあり、

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吉田志穂さん。
まだ20代の若い写真の作家さんで、インターネットと写真という、新しい感覚の作品を発表されています。

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沖潤子さん。
刺繍の作家さんで、古布に刺繍をした作品を発表されています。

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菅亮平さん。
ホワイトキューブ題材とした平面作品を制作している作家さんで、今回の個展では、ビデオインスタレーション作品を発表されたそうです。

残念ながら、私はこの3名の作家さんの個展を拝見する事ができなかったので、あくまでも、プレゼンテーションから得た情報と感想しか書けず申し訳ないのですが、どの作家さんも、作品にかける熱意が伝わってきて、展示を見れなかった事を悔やみました。

さて、プレゼンが終わってからは、岩渕貞哉氏(「美術手帳」編集長)・宮永愛子氏(美術家)・中村竜治氏(建築家)の3名の審査員と、作家さんの質疑応答から審査員議論と続くのですが、この審査員議論、作家さんも審査員の方々も、公開じゃやりにくいだろうなぁ…と思ったのが、第三者の正直な感想です。

ただ、こういう「〜賞」を決める審査って、我々外野には、なにかこう、闇に包まれたものを感じるので、その過程をこうやって「見れた」ことは、これからの興味へも繋がったと思います。

そして、肝心の「shiseido art egg賞」なのですが、9月の半ばにホームページで発表されるとの事で、早速、チェックしてみました。

https://www.shiseidogroup.jp/gallery/artegg/result/egg11.html

私も一応作家として、このような公募展から、有能な作家さんがどんどん出て、日本ではなかなか難しいアートというものが、段々と人々の生活に根付いていけばいいな…と、審査会の感想からは外れてしまった個人的な感想になりますが、そう思います。
次回展示情報
☆展示情報☆

〇常設展示〇

あーとカフェ笹峯ぎゃらり

東京都渋谷区幡ヶ谷1-32-15
10:00〜18:00
日曜・祝日休み

常設ですので、イベントや他の作家さんの発表の時は展示されていませんので、ご了承ください。
スケジュールは、ギャラリーさんのホームページでご確認ください。
http://sasamine.handmade.jp

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