しばらく更新を怠けてしまいました(^^ゞスミマセン。

で、先週の土曜日のお話になってしまいましたが、横浜美術館で開催中の「プーシキン美術館展」の夜間特別観覧会に行ってきました!

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17〜19世紀のフランス絵画66点を集めたこの展覧会。
うち、47点が日本初公開!

展覧会の観賞前に、まず、レクチャーホールにて、横浜美術館の主任学芸員の松永真太郎氏のお話を。

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この展覧会の見どころや、主要作品にまつわるお話などの説明を聞き、それから、展覧会会場へ。

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第1章 17-18世紀 古典主義、ロココ

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第2章 19世紀前半 新古典主義、ロマン主義、自然主義

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第3章 19世紀後半 印象主義、ポスト印象主義

そして最後に、

第4章 20世紀 フォーヴィズム、キュビズム、エコール・ド・パリ

中でも、この展覧会の見どころは、「第3章 印象主義、ポスト印象主義」で、そう、展覧会のポスターに使われているルノワールの”ジャンヌ・サマリーの肖像”も、この第3章に展示されています。

実物で見るこの絵、パッと目に飛び込んでくるのは背景のピンクであるんだろうな・・・と思ってたけど、私はどちらかといえば、ブルーのドレスのほうが先に目に飛び込んできました。
このピンクの背景とブルーのドレス、まったくの個人的見解ですが、かなり斬新な色使いだと。

そして、やっぱりせっかくのフランス絵画ですから、エロティックでアンニュイな作品も・・・ということで、この3点の作品もおススメです。

第1章 「恋人たち / シモン・ヴーエ」「プレリュード / ルイ=レオポルド・ボワイー」
第2章 「カンダウレス王 / ジャン=レオン・ジェローム」

はい・・・こちら全くの個人的趣味ですが(汗)。
でも、ご覧になれば、私がここでこれらの作品を挙げた理由がわかってもらえると思います!!(強気)

と、少し話が個人的趣味に走ってしまいましたが・・・。

第4章では、ピカソの3作品の変化が楽しめ、全章合わせて様々な角度からフランス絵画を観賞できる、素敵な展覧会です。


プーシキン美術館展 フランス絵画300年

2013年7月6日(土)〜9月16日(月)
休館日:木曜日(8月1日、8月15日は開館)
開館時間:10時〜18時(8,9月の金曜日は20時まで開館。入館は閉館30分前まで)

横浜美術館
横浜市西区みなとみらい3-4-1

展覧会公式サイトは コチラ>>


※会場内画像は、夜間特別観覧会のため、特別に許可がおりました。