書家・佐々木竹翠〜いちごいちえ〜

東京で、かな書(ひらがな)をメインに、デザイン書や漢字の書を制作・発表している書家、佐々木竹翠のWeb Siteです。

国立西洋美術館

ご訪問、ありがとうございます。

ル・コルビュジエ展

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世界遺産・国立西洋美術館で開催中の「ル・コルビュジエ展」に行って来ました。

建築だけに止まらず、数々の名作も観賞でき、そして、"建築は芸術"ということを、しっかりと感じることができました。

同じく開催中の「林忠正展 ジャポニズムを支えたパリの美術商」も、見ごたえがありました。

会場内、かなりな混雑でしたけど、見終えて外に出てみたら、入場券売場に長い列ができていて…納得。

「ル・コルビュジエ展」「林忠正展」ともに、国立西洋美術館で5月19日まで開催中。

フェルディナント・ホドラー展@国立西洋美術館

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国立西洋美術館で10/7から開催されている、フェルディナント・ホドラー展を見てきました。

19世紀末のスイスを代表する画家、フェルディナント・ホドラーの、実に40年ぶりの大回顧展ということで、日本初公開となる作品も多く出品され、大変見ごたえのある展覧会でした。

会場は

PART1 光のほうへ〜初期の風景画
PART2 暗鬱な世紀末?〜象徴主義者の自覚
PART3 リズムの絵画へ〜踊る身体、動く感情
PART4 変幻するアルプス〜風景の抽象化
PART5 リズムの空間間〜壁画装飾プロジェクト
PART6 無限へのまなざし〜終わらないリズムの夢
PART7 終わりのとき〜晩年の作品群

の7つで構成されています。

各章とも、独特の色彩とタッチの作品が展示されていますが、まず、全体を通して感じたこと。それは、”死と生”ということです。
貧しい家庭に生まれ、若い頃に肉親や兄弟の死に直面したというホドラー。
前半期の作品には、その生い立ちや境遇が色濃く感じられます。
特に、PART2にある、数点の作品・・・「死した農民」「傷ついた若者」など、タイトルからも”死”を強く感じさせる作品があるのですが、その中でも、「怒れる人」という自画像などは、そのぶつけようのない怒りと悲しみに満ちた鋭い眼差しに、見ているこちらまで悲しくなってしまうような作品です。

その、”悲しさ”や”怒り”を超えて、PART3では、”生”を感じさせる動きのある作品が目立つようになり、それは、後に続く風景などの作品にも感じられます。

しかし、その”生”を感じさせるリズミカルな作品の中にも、どこか”死”の影はつきまとっているような・・・。

そう思いながら観賞を進んでいくと、最後の章、PART7で、衝撃的な作品に出会います。

20歳年下の愛人の死を描いた数点の作品。

それは、実に淡々と事実を描いているように見えるのですが、だからこそなお更、深い悲しみを感じさせます。
そう、どう冷静に考えても、言葉では表しきれない気持ちですよね。それも、自分より20も年下の恋人の死なんて。20年上なら、ある程度の覚悟はありますけどね。

この数点の作品は、この展覧会で、私の中で一番印象に残ってます。

このように、若い頃から”死”と向き合い、晩年も”死”と向き合ったホドラー・・・あの躍動感ある作品も、すべては”死”につながるからなんだなと、”死”があるからこその”生”なんだなと、そして、生きることって”生”と”死”の繰り返しなんだなと、美しい作品を見ながら思いました。

なんだか、死の話ばかりになってしまいましたが、間違いなく、この秋冬一押しの展覧会です。

フェルディナント・ホドラー展

会期 2014年10月7日(火)〜2015年1月12日(月・祝)
開館時間 9:30〜17:30(金曜日は20:00まで。入館は閉館の30分前まで)
休館日 月曜日(ただし、10/13、11/3、11/24は開館。翌火曜日は休館)、12月28日→1月1日
会場 国立西洋美術館
         東京都台東区上野公園7-7

展覧会公式サイトはコチラから>>



フランク・ブラングィン展 - 国立西洋美術館 -

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先週土曜日は、国立西洋美術館で開催されている、”フランク・ブラングィン展”を見に行きました。

実は、このフランク・ブラングィン・・・私はこの展覧会で初めて知ったわけで。

なんとなく「おもしろそうだな〜」って感覚だけで見に行ったのですが、デザインから絵画から、実に多才な人だったんですね。

普通、こういうオールマイティな人って、ほどほどにはこなすけど、それ以上にはなれない”器用貧乏”で終わることが多いのですが、どれも完成された作品になってるところが凄い。

特に感動したのが、浮世絵のように、フランク・ブラングィンの原画と、漆原由次郎氏の彫り・摺りで制作された、”詩画集「ブリュージュ」”、”木版画十選”などの版画。

描かれているのは完全にヨーロッパの光景なのに、醸し出している雰囲気は全く粋な日本であって、やっぱこれは、日本人の手による彫り・摺りだからかな・・・などど思ったのだけど。

でもさすが多才な人であるだけあって、古今東西問わず、いろんな手法で制作したんですよね。

つまり、頭が柔軟だったから、いろんな分野で活躍できたわけで。

作品の素晴らしさとともに、そういうことにも気付かされた、大変奥深い展覧会でした。



フランク・ブラングィン展

5月30日まで

国立西洋美術館
東京都台東区上野公園7-7
9:30〜17:30(金曜日20:00)
月曜休館




また、同期間で展示されている「所蔵水彩・素描展 - 松方コレクションのその後」。

企画展の半券で見れますが、これがまた素晴らしい。

特に藤田嗣治の「裸婦」。

墨の濃淡のみで描かれた裸婦って、こんなにもエロティックなのかと。

しばらく見入ってしまいました。

あとはやっぱ、ギュスターヴ・モローかな・・・。



所蔵水彩・素描展 - 松方コレクションとその後

5月30日まで

国立西洋美術館新館2階 [版画素描展示室]

次回展示情報
☆展示情報☆

〇常設展示〇

あーとカフェ笹峯ぎゃらり

東京都渋谷区幡ヶ谷1-32-15
10:00〜18:00
日曜・祝日休み

常設ですので、イベントや他の作家さんの発表の時は展示されていませんので、ご了承ください。
スケジュールは、ギャラリーさんのホームページでご確認ください。
http://sasamine.handmade.jp

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