やっと見てきました。

オルセー美術館展。

金曜の夜間営業の時間帯に行ってきたのですが、それでもすごい混雑。入るのに並ばなかっただけでもよかったかな・・・という感じです。

そんなんで、人の頭と頭の間から観賞する状態でしたが、やはり、素晴らしい作品が揃ってましたね。

個人的には、ロートレックの3作品「赤毛の女(化粧)」・「黒いボアの女」・「女道化師シャ=ユ=カオ」。
もうホント、ロートレックの描く人の表情や雰囲気って、どうしてこんなに生きているんだろう・・・って思います。
決して精密に描かれているわけではないのに、モデルの人生が見えてくるって凄い。

それと、ゴーギャンの「扇のある静物」。私、ゴーギャンって”南の島”のイメージが強かったのですが、この作品はとってもオリエンタル。
バックにかかれた扇が印象的でした。

そして、ギュスターヴ・モローの「オルフェウス」。
モローはこの1点しかありませんでしたが、その深い色彩の陰影ある作品は素晴らしかったです。

コーナーでは、第7章の「ナビ派」にがとても印象的な作品が多かったと思います。

私のように、美術史に知識の乏しい人にでも分かりやすい展覧会。

非常に混んでますが、お勧めです。


オルセー美術館展2010 「ポスト印象派」

2010年8月16日まで。
10:00〜18:00 金曜日20:00(入場は閉館30分前まで)
※開館時間に関しては、会場にご確認下さい。

国立新美術館 企画展示室2E
東京都港区六本木7-22-2

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