今日は、浅草橋にあり、私も以前、個展でよくお世話になった、マキイ マサル ファイン アーツへ、フランス人アーティストDARIUSさんの「墨から光へ」を見に行ってきた。
プロフによると、DARIUSさんは、10年前に来日した際に「墨」に感銘を受け、以後、ご自身の作品に「墨」を取り入れるようになったそうで、その点からも、書家である私は、こりゃ絶対見ておかなければ・・・と、足を運んだわけである。
実際に目にした作品は、「墨」の渋さや淡白さが感じられない非常にまったりとした作品で、なるほど、西洋人が「墨」を使うと、このような感覚になるんだと、何かSOULのようなものを感じた。
墨の他にも印刷用のインクを使った作品も多かったが、この「印刷用インク」と「墨」が、また、妙にマッチしていて、これにも驚き。
多分、日本人、それも私のように、ヘンに書なんて勉強してきてしまってる人間には、この発想はあり得ない。
それにやはり、エスプリが効いてるし。
「わび・さび」の墨の世界とは、正反対の世界だった。
う〜ん・・・なんか、気づかないことに気づかされて、やはり、世界は広い。
そして、墨はとってもインターナショナル。こんなにも応用が効く素材は、他には多分、ないんじゃないかしら?
会場にはDARIUSさんご本人もいらしてて、少しお話ができた・・・って、通訳を介してですが。
ギャラリーの方からも、私が書家であることは紹介してもらったし、私の作品ファイルもお見せして、ええ、もちろん、書の作品も。
そして、正直に感想もお伝えして。
でも、不思議だね。言葉は通じなくても、「墨」というひとつの素材に共感しあえる。
私はホント、アーティストでよかったと思う。
DARIUSさんの個展「墨から光へ」は、
29日まで。マキイ マサル ファイン アーツにて。
26日は休廊です。
プロフによると、DARIUSさんは、10年前に来日した際に「墨」に感銘を受け、以後、ご自身の作品に「墨」を取り入れるようになったそうで、その点からも、書家である私は、こりゃ絶対見ておかなければ・・・と、足を運んだわけである。
実際に目にした作品は、「墨」の渋さや淡白さが感じられない非常にまったりとした作品で、なるほど、西洋人が「墨」を使うと、このような感覚になるんだと、何かSOULのようなものを感じた。
墨の他にも印刷用のインクを使った作品も多かったが、この「印刷用インク」と「墨」が、また、妙にマッチしていて、これにも驚き。
多分、日本人、それも私のように、ヘンに書なんて勉強してきてしまってる人間には、この発想はあり得ない。
それにやはり、エスプリが効いてるし。
「わび・さび」の墨の世界とは、正反対の世界だった。
う〜ん・・・なんか、気づかないことに気づかされて、やはり、世界は広い。
そして、墨はとってもインターナショナル。こんなにも応用が効く素材は、他には多分、ないんじゃないかしら?
会場にはDARIUSさんご本人もいらしてて、少しお話ができた・・・って、通訳を介してですが。
ギャラリーの方からも、私が書家であることは紹介してもらったし、私の作品ファイルもお見せして、ええ、もちろん、書の作品も。
そして、正直に感想もお伝えして。
でも、不思議だね。言葉は通じなくても、「墨」というひとつの素材に共感しあえる。
私はホント、アーティストでよかったと思う。
DARIUSさんの個展「墨から光へ」は、
29日まで。マキイ マサル ファイン アーツにて。
26日は休廊です。